三吾中心。わりと最初から読んでいたのに、原作が終わる頃になって突然同人を始めました。昆→三吾→達彦→弓生を基調に、三吾と達彦のハッピーエンドを目指しています。
最終決戦を前に、儀式のよりしろとなる眞巳を思い、昆に電話をかける三吾。この時点ではみんな親愛の情しか示していません。(2008.4.22)
後日談その１。昆との電話後の、三吾と達彦のじゃれあい。(2008.4.28)
後日談その２。昆視点。石上神社襲撃前夜。壬道と三吾から相次いで電話がはいる。(2008.6.1)
神との戦いが終わった後、三吾は達彦の怪我を知り、遠野の昆まで愚痴を言いに行く… (2012.4.4)
突然、遠野の昆まで尋ねてきた三吾。昆は触れて事情を知りたい思い、それに戸惑う。(2012.7.10)
弓生視点。三吾との出来事を達彦に問う。(2012.9.19)
三吾と達彦。達彦といい感じで食事を楽しんでいると思ったら爆弾を落とされる。(2014.12.30)
霜島ケイ著。小学館発行。
原作は数度友人から借りた後に、結局自分で買いました。三度目に借りたときは確か宅配便で送ってもらったはず。最初から買っておけばと思います。
安倍晴明の流れをくむ陰陽道の一派「本家」と、本家に使役する二人の鬼の話。ファンタジーで術とかばんばん出てきますが、登場人物はいたって地に足つけて生活してます。料理に精を出し、年中行事にいそしみ、レポートを書いたり、車のローンを払ったり…。
鬼の雷電と酒呑童子の二人が主人公のようですが、本家を構成する神島、御景、秋川の次期当主たちもそれぞれ主役をはる巻があります。家に重圧を感じ、それ
でもそれを何とか蹴り倒して前に進む次期当主たちが好きです。特に性格のゆがんだ神島家の達彦など、最初は敵方でいけ好かない奴だったのですが、背景が判
るうちに次第にはまっていました。
いつまでも続いて欲しいシリーズです。